探偵の事務所経費はエラク掛かるので、それが調査料金に跳ね返る

以前、

都内多摩地域の大きな駅の近くで事務所を借りていたとき

安い物件だったが家賃は月額15万円ほどであった。

そして駐車場代が1台あたり月額3万円だった。

車が数台となると「あっ」という間に駐車場代が10万円を超える。

 

事務所があるのはいいけど金が掛かるのである。

さらにどこの探偵事務所も宣伝を続ける必要があるので

ここに広告宣伝費が乗っかってくる。

 

町中のお店のように

いろんな人がやってきたり

通りがかりの人が覗いたり

毎日のように買物に来たり

なんていうことはあり得ないので宣伝を続けないと

だーれも来なくなってしまう。

 

 

他の探偵に

「宣伝費どれくらいかけてる?」

と聞いてもハッキリ言ってくれないが

小規模事務所で年間で数十万円

 

なんて事はなく

みんな数百万円であった。

 

 

これが中規模になれば「千万単位」

全国展開する大手となれば

あらゆる手立てを使って宣伝しているので

「億単位」になる。

 

 

 

さて

この経費はどこで消化するか?

 

といえば当然

お客さんの調査料金から回収することになる。

どんなにお客さんがたくさん来ても

その分広告宣伝費やら経費はかかり

それをずーっと続けるので

回収作業は永遠に続くわけである。

 

一般のお客さん以外に法人の固定客もあるだろうが

それでも一般客の料金は下がらないのである。

 

 

さらに

調査員自身の経費

つまり給料を圧縮するわけにはいかないが

1日あたりの「日当」計算では減ってきているらしい。

社員を使うと経費がかかるので

フリーの探偵を使っている事務所もかなりある。

フリーの日当になったらこれまた安くなっている。

 

安いけど、自分で事務所経営するよりは楽である。

内輪の話しだけど

大手の場合、相談員と呼ばれる女性たちの方が

給料は探偵より良いそうである。

 

実際の現場で動く人間よりも

口説き落として「お客」を作り出す人の方が

重要ということであろう。

それだけ顧客獲得に力を注いでいる訳である。

 

 

広告宣伝したからといって

確実にお客さん(契約する人)がくる訳もでもない。

となると宣伝の方法も

よく考えんと経費のタレ流しで終わってしまう。

 

広告業者もいろいろ提案してくるが

顧客獲得率は保証してくれないので

業者も稼ぎ放題である。

 

 

 

うちなんぞ

広告宣伝なんかとっくの昔に止めてしまった。

このサイトの他に

せいぜい無料の広告サイトを使っているくらいである。

 

 

事務所だって

お客さんは一度だって来たためしがない。

みーんなそれぞれの自宅近くとか

交通の便利な場所にあるファミレスや喫茶店を希望してくる。

わざわざ事務所へ行くのはメンドウだし

近くに来てくれる方がありがたいのであった。

 

西日本とか九州辺りのお客さんならメールだけで完結している。

 

海外からの依頼に至っては当然ながらぜーんぶメールである。

 

だから事務所という実店舗自体も廃止してしまった。

事務所はあっても誰もいない時間帯の方が圧倒的に多いし

電話番のアルバイトでも雇ったらまたまた経費が掛かる。

 

そりゃ事務所あった方がいいだろうが

実質的に

利用する機会や時間がわずかな拠点は不要だろう。

見てくれや体裁を考えたら必要だろうが

利益に貢献しないらいらんわな。

 

 

 

こうやって削った結果

年間で数百から1千万円くらいの経費は圧縮されているのである。

うちの事務所が安価(他と比べたら)で

料金について「応・相談」という離れ技ができるのも

その結果である。

 

まぁ、他の探偵事務所

特に大手に言わせれば

「事務所が無いのは信頼度が低い」

となるようだが

 

お客さんの利便性や

経済性(料金の安さ等)

を考えたらいらない経費は切ってしまう方がいいだろう。