よくある「依頼」はこんな感じ

探偵の下にはいろいろな依頼がくる。

浮気も当然あるが、

浮気調査といってもずーっと監視するだけではない。

身元調査もやってくるが

交際相手、結婚予定の相手の素行や素性を調べるのもある。

 

浮気調査といえば、行動を監視して

時系列で報告書を作って、というのが一般的だが

「ツーショット」狙い、ホテルや家の出入り写真だけ

というのもこの1年多かった。

まったく写真週刊誌のカメラマンである。

最近の浮気調査はこれが「流行」なのであろうか?

 

ダンナの行動や予定は

ほぼ常時監視できる奥さんがいるから

確実性の高い情報を流してくれる。

 

 

その写真をネタにしてダンナに追い込みを掛けて

慰謝料を取る奥さんはけっこういる。

うちの案件で

過去にもあったように誓約書を書かせて

公正証書をつくる奥さんもいた。

 

その一方で、相手女性に追い込みを掛けて

相手から慰謝料を取り誓約書で「釘」を刺した

奥さんもいた。

弁護士を使わず、自力でやった人もいる。

何から何まで弁護士頼みではキリがない。

「ある日突然」浮気相手の正妻が家に乗り込んできて

談判を迫るのである。

相手のダンナがいようと家族がいようと

冷静な喋りで追い詰めるのであった。

 

 

GPSを車につけて監視するのもダンナの浮気では多い。

見ていると

「なんだこれは?」という場所に行ったり

「やっぱりね」という具合にホテル行ったり

丸見えだったりするのである。

 

 

離婚して慰謝料を払わないダンナを探す

というのもよく来る依頼である。

ただ、見つけてもどうにもならないケースが多い。

どんなに裁判で「支払い命令」が出ても

「取り立てる」のは元妻本人である。

国が取立てを認めただけで、作業は「Do it yourself」である。

 

弁護士に頼んでも

「無い人からは取れませんよ」とか

「払う意思が無いから無理ですよ」などと

言われるだけである。

 

給料の差押さえだって金がかかるし、

手続きだってメンドウだし、

第一、会社がちゃんと手続きしてくれるとは限らない。

こういう輩は「別の方法」で回収するしかないのである。

 

 

身元調査では

1~2年も交際している相手が

自分の家も家族のことも「何も」教えてくれれない

「これは怪しいんじゃなか」

ということで調査を依頼してくることが多い。

すべて男性からであったが・・・・。

 

交際している相手の「本当のこと」を知らない

という状態では「交際」と言えるのか疑問である。

本当の名前を知らない

本当の住所を知らない

どこに勤めているか知らない

出身地を知らない

過去をまったく知らない

そんなことでは交際ではなかろう。

 

まして、そんな相手と「結婚したい」と

思っている男性は「ストーカー」なのか

「騙される」のが快感なのか良くワカラン。

 

実際、調べてみると「本当の顔」は大分違ったりする。

生年月日が違う

名前が違う

結婚歴が説明と違う

離婚していない

子供がいる

住んでいる場所が違う

などなど、結果に驚いたりする。

 

 

社員の不正絡みの依頼もある。

交通費の不正請求に始まって

勤務時間中のサボりや重要案件の横流し

データの持ち出しといった事件性のあるケースもある。

社員の場合は「どこに行ったか」が重視されるので

イチイチ記録していくのがタイヘンな時もある。

 

 

ストーカーや迷惑行為、というのもある。

頻繁に依頼がある訳ではないがポツポツくる。

多くは「家の周り」に出没している。

「ある日」通りがかりに見て、「ピン」と来たのであろう。

それからつきまとうのが日課になったりする。

しかも、目を付けられるのは女性だけでないのである。

 

 

迷惑行為、では住居に危害を加える輩が多い。

インターフォンを壊す、植木を引っこ抜く、玄関前を荒らす

店先の看板を壊す、持ち去るなどなど

恨み、嫌がらせの類であろうが

エスカレートすると非常に危険である。

 

しかし

暴れたり、大声で叫んで人を中傷したり

そんな実害がないと警察も対応してくれない。

だから

個人で対応して犯人を特定するしかないのである。

全部そろったら警察も受けてくれる

そんなケースが多い。

 

 

ということで

毎月、毎日、いろんな人たちを見るのである。

「世の中、いろいろな事がある」

と実感し悟りを啓く不肖の探偵である。