経験した者しか判らない「オゾマシイ」こと

不詳の探偵は昔々、探偵になる等とは思いもしない頃

知人の家族がカルト団体に入り、洗脳され転居を繰り返し

その後団体の施設から奪還され

洗脳を解く作業をする、という経緯を聞かされ

そんな異常な世界を始めて知ったのである。

 

カルト団体に身内が入ってエライことになった人しか

その苦労はワカランだろう。

 

探偵となって思うのは

 

 

当事者しか苦労はワカラン

 

ということである。

 

浮気され苦悩しうつ病になったり

何事にも手がつかない人の気持ちは経験者しか判らないだろう。

 

 

ダンナの浮気の証拠を探偵がを報告した時の

「腰が抜ける」ほどのショックは経験者にしかワカランだろう。

 

 

ダンナの浮気相手の異常な嗜好や趣味をダンナが継承し

それを知った時のオゾマシイ気持ちは当事者しかワカラン。

 

 

ダンナのスマホに浮気相手が送った裸の写メを発見した時の

気持ち悪さは経験して初めて知るものであろう。

 

 

ダンナが妻を支配しその交友関係をすべて断ち切ろうとする。

DVやモラハラを繰返す。

そんなダンナとの生活は常人には想像できんだろう。

 

 

多くの人はそんな世界とは縁もなく

そんな親族とも縁がないので平穏である。

 

世の探偵事務所も分業制となり

窓口と調査は別部門だったりすると

調査する探偵自身はそんなオゾマシイ話しは聞かないだろう。

 

うちは不肖の探偵自身が電話対応してお客さんと会うので

オゾマシイ事実を見たり聞いたり

オゾマシイ事態を垣間見ることは毎度である。

 

いろんな場面で一般のフツーの人から

「どんな事がある?」

と聞かれて話しても

だーれも理解できん

 

ただただ「げぇ~」と言うだけである。

 

依頼してくる当事者も

誰かに相談してもやっぱり

話しを理解してもらえないのである。

 

経験した人か知識のある人に相談するしかない。

 

フツーの人に話しても相談しても、

ワカランものはワカラン。

通り一遍の常識的回答しか期待できんわな。

 

常識から外れた世界、

異常な人たちを見てきた不肖の探偵は思うのであった。