ネット広告

インターネット広告の会社から営業電話がよく来る。

ネット関連の会社が電話で営業掛けるのも変だが

時期によっては連打の日々である。

 

電話に出れば説明して次に

「お伺いしたい」である。

そういうのはメンドウなので

「この電話で説明するかメールにしてくれ」

と毎回いうが

「それはできない」そうである。

 

そっちがそうならこちらも

「会うことはできない」と言ってオシマイである。

 

それにしても「会わなきゃ」説明できん話しとはナンダ?

会えば畳み込んで契約させる自信でもあるのか?

 

 

広告宣伝は

会社の存続(もちろん探偵も)には重要なもので

どこも集客に頭を痛めているのが現実であろう。

 

うちも同様でいろいろ調べてはいる。

しかし、いろんな説明によるとホームページは

1日●●以上PVがないといけない

1回あたり●●分以上の滞在時間がないといけない

1人あたり●●ページ以上見ないといけない

などと書かれている。

 

こんなこと言ったらうちはすべてアウトである。

 

だが不思議なことに

1回だけ、数十秒だけ、1ページだけ

自分が探していた「キーワード」だけ

を見つけて連絡してくる人はたくさんいる。

 

以前、PPC広告を利用していた時は

1日に何百ページ、何百人の訪問

滞在時間も数分ばかりであった。

しかし

そんなのはほとんど契約まで行かなかったのである。

月々●●万円かけてもである、まったくアホらしい。

費用対効果を考えればアウトであった。

 

 

たくさん見ようが、何十分見ようが

自分が欲しいもの、したいことが無ければ電話なんぞしない。

自分のフィーリングに合わなければ電話なんぞしない。

自分の直感に訴えるものが無ければ電話なんぞしたくもない。

そんなものである。

不肖の探偵も失敗から学んだ次第である。

 

 

プロイセン(今のドイツ)首相で

鉄血宰相と呼ばれたビスマルクは

 

「賢者は歴史に学び 愚者は経験に学ぶ」

 

といった。

探偵も愚者そのものであった訳である。

宣伝という誘惑に駆られ、その誘惑に負けた結果

愚者の選択をし金をバラ撒いただけであった。

 

 

さてそんな広告であるが

探偵の大手なんぞは年間数億円規模の宣伝である。

中堅でも数千万~億単位である。

去年なんぞ中堅上位の探偵会社がネット広告費を削減したら

「あっ」という間に集客不足で倒産してしまった。

 

まったく広告というのは

妄想に駆られてしまうとエライ結果になってしまう。

 

そしてビスマルクの言葉は

浮気や不倫、社員不正においても通用するのである。

サイト上でも本でも

「された人」の話しを見たり聞いたりするという

他人の歴史に学ばないといけない。

 

自分が経験しては対処も何もあったものではない。

 

   著者近影