出会い系で騙される人たち

暑い日が続くが、こう暑いと数年前に農家の敷地から

向かいのアパートを炎天下で張り込んだことを思い出す。

ベストポジションが農家の敷地だったので

お願いして場所を貸してもらい

農家のオジサン風に麦わら帽子をかぶってウロウロしながら

延々と張っていた。

 

早朝から深夜、というか翌早朝まで。

これが日をおいて何度も続くのであった。

交代しながらだったが本当に死ぬかと思った。

 

 

さて、今年もそんな「クソ暑い」日が続く中で

サギ師に騙されたような人からの相談はやってくる。

 

出会い系で知り合い、交際していた相手が音信不通になった。

 

出会い系で知り合った相手と結婚しようと思っているが

本当のことを知らないので調べたい。

 

出会い系で知り合った相手にお金を貸しているが

消息が判らなくなってしまった。

 

 

「人を探したい」という依頼のほとんどは

「出会い系で知り合った人」が相手である。

そりゃ中には本気で「出会い」を求める人もいるだろうが

多くは「サギ師」のような連中であろう。

サギ師でなくとも、

騙して遊んでオシマイ、なんていうのはたくさんいるだろう。

 

 

顔とLINEのIDだけしか判らない相手に百万以上を渡したり、

会社経営、という言葉を信じて交際相手に百万以上渡したり、

そんなのも過去にはいた。

 

そして

こんな連中は未婚、既婚を問わずたくさんいた。

家庭があっても出会い系の名前も知らない相手に

金をつぎ込む男だって現実にいる。

 

その反対に

家族がいるのに出会い系で相手を物色し

金を騙し取ったり、遊びまくってから捨てたり

犯罪の温床のようなケースもある。

 

 

それでも出会い系で相手を求め続けたり

金を渡し続けたり、遊ばれ続けたり

まったく「世の中どうなっているのやら」である。

毎度の如く引っ掛かる相手は

サギ師にとっては「上得意」であろう。

騙され続けて、金をすべて失うだけである。

探偵も気が抜けてしまうような話しばかりである。

 

 

気が抜けるといえば

始めに書いた炎天下の張込みであるが

調査がすべて終わった時には

「体力続かないので辞めます」

という言葉と共に1人消え、2人消え

そして誰もいなくなったのであった。

まったくマザーグースの世界である。

 

探偵には労働基準法など無いのである。

まったくブラック業界である。