予定が何もないので1人で遠足をしてきた

暑さのせいか、依頼がパタリと止んでいるので

1人でバイクに乗って遠足であった。

行先は5月頃からずーっと気になっていた

川崎市高津区にある「久地円筒分水(くじ えんとうぶんすい)」

というマニアックな土木建築物。

 

マニアックな土木建築物といえば

数年前に訪問した京都の

らせん状レンガ積み内壁の「ねじりまんぽ」以来である。

 

これが久地円筒分水のほぼ全体像

夏の日曜日の午前中、公園は閑散どころか誰もいない。

わざわざ見に来るマニアもいないようである。

それともありふれていて見る人もいないのか。

 

多摩川から取水した用水を各用水路の灌漑面積に応じた比率で

正確に流し分けるための施設である。

昭和16年建設の水争い解決のための画期的施設であった。

 

円筒から水が出て、周囲の用水(4方向)へ分ける

 

 

溢れ出る水の眺めが涼しいのであった。

淵の部分だけを見ると、渓流などにあるナメ滝を思い出す。

 

 

マニアック過ぎて理解できない人は多かろう。

しかし放浪を旨とする身としては

こういう風景に心洗われるのである。

 

ここは公園になっているのでベンチもあるが

何時間も1人佇んで見ていると

まるっきり不審者扱いされそうなので

退散したのであった。

 

 

ちなみに「ねじりまんぽ」の写真はこれ

京都市の地下鉄東西線「蹴上(けあげ)駅」からすぐ

 

ほらね、レンガが斜めに積まれているでしょ?

こうすると上部からの荷重への抵抗力が増すので

鉄道などの下を通るトンネルなどに使用されていた工法。

 

らせん構造といえばもっと以前に訪問した

福島県会津若松市にある1796年建立の

「さざえ堂」は二重らせん構造でDNA構造図のようである。

中にある通路は、階段ではなく斜路で登り用と下り用に別れ

途中で交差することなく作られている不思議建物である。

 

今日は

早い時間に家を出てノンビリしてきたが

腕がずいぶんと日焼けしたのであった。

今度は

海の方にある珍しいものを見に出かけようか・・

と考えている放浪のオッサンであった。