娘の交際相手の素性を調べる

世の中、「タトゥー」なぞを入れている人間が増えている。

マオリ族の敵味方識別用であるまし

ましてやMarineの兵士でもあるまいし

なんやかやと入れて悦に入っているのが多い。

 

さて、そんなタトゥー入りの男と娘が交際していた話しである。

 

親が彼氏をチラと見た時、

肩から二の腕にタトゥーがあるのを発見しイヤ~な感じがし、

会った時の印象もイヤ~な感触であった。

 

しかし娘の方はベタ惚れである。

あ~だこ~だ言っても聞き入れるはずもない。

しかし相手の素性が心配である。

ということで調査を依頼してきたのである。

 

 

素性を調べるといってもいろいろであるが

住所氏名が本物か?

どんな仕事をしているのか?

両親はどんな人物か?

両親はどこに住んでいるのか?

交友関係はどんなものか?

等といったまるっきり「結婚調査」の様相である。

 

 

古来より

 

類は友を呼ぶ

 

 

朱に交われば赤くなる

 

 

と言われるように、本人を見れば

その家庭や家族の状況、家族の思考や考え方、

交友関係が粗方想像できるのである。

 

不肖の探偵個人の経験からいえば

 

半袖シャツから見えるタトゥーを入れていて、

アニメキャラ好きのオタク

などというのは会ったことがない。

 

半袖シャツから見えるタトゥーを入れていて、

常識があり、腰が低く丁寧な言葉使いをする人

というのも会ったことがない。

 

 

タトゥーを入れるのは心理学的には

自傷行為であり、コンプレックスの現れである。

自己顕示欲の強さの表れでもある。

 

言い換えれば

そういったものでしか、自己表現できないのかもしれん。

言葉での表現や意見の発信ができないのかもしれん。

自己顕示欲ばかりが旺盛なのかもしれん。

 

見える場所にタトゥーがある、

タトゥーを見えるようにしている

というのは「他人に見せる」ためのものである訳だ。

なんでそんなのを見せる必要がある?

やはり自己顕示のためでしかなかろう。

 

 

さて、

娘の交際相手の調査結果は

やはり「類は友を呼ぶ」の結果であった。

奥ゆかしさも、礼節もあったものではなかった。

 

そこから先は依頼人の家族の問題なので

どうなったかは探偵には与り知らないことである。