浮気相手を追い詰める妻たち

調査の結果、浮気確定となり

「チクショー、ふざけやがって」

と言い放つ妻の多くは、弁護士に一任することが多い。

しかし、自分の思ったような結果が得られないこともある。

 

相手の女性が浮気を認めない、

ダンナが浮気を認めない、

慰謝料取ろうにも金がない、

裁判して判決が出ても従わない、

そんな結果が出れば、ハラワタはどんどん煮えくり返る。

 

一任した弁護士としては判決が出れば

「一件落着」

ということで、もう相手にしてくれなくなる。

否、再度、裁判する気ならお客として相手にしてくれる。

 

そうなるとさらに、ハラワタは煮えくり返る。

もはや自暴自棄一歩手前の危険領域に達してしまう。

 

今までの依頼人の中で

弁護士や裁判の言い分に従った

「まともなダンナ」、「まともな浮気相手」

というのは半分以下であった。

 

中にはそれが元で離婚となっても、

まだまだダンナから離れない「剛の者」も何人かいた。

そうなった原因のダンナ自身は離婚していないが・・・。

こうなると、

前世から強い結びつきでもあったのかと思ってしまう。

 

怒髪天を突く状態の依頼人をなだめながら

次なる策を一緒に考える探偵であるが

やはり、

浮気相手を追い詰めなくては気が収まらないのは当然。

 

 

しかし考えてみると

相手女性は素直に従う人間かどうか、

ダンナは素直に従う人間かどうか、

そこら辺が最初から判っていれば

怒りの火に油を注ぐ状態にはならなかったのではなかろうか?

 

 

弁護士入れても、裁判しても無理だな、

と予想ができるのであれば

最初から別の方法で相手を追い詰めた方がカンタンにも思える。

 

 

 

正しい方法というのは

あくまで「法的に正しい」、「手順が正しい」

のであって、各個人の状況にとって正しい、

とは限らないのである。