変わった探偵にくる、変わった依頼人たち

調査依頼を受けた場合は流れとして

契約書書いて、重要事項説明して、料金支払いがあって、

だいたいそういう流れになるのが当然。

しかし、中にはこんな依頼人もいるのである。

 

急ぎで「スグ」に始める場合でもない、

素性を知られたら「困る」わけでもない、

未成年の「契約行為」でもない、

それなのに

段取りが決まって、方針が決まった途端に

「契約書いりません」

「説明いりません」

「スグに口座へ送金しま~す」

と「お金を払いたくてウズウズ」しているような人もいたりする。

 

せっかく契約書を作っても

「持っていてもしょうがないから破棄して」

などと言われることもある。

 

こちらとしては、契約書は保管書類だから

何としてでも書かせなくてはならん。

イヤイヤ書いてもらった書類もたくさんある。

 

「アンタのこと信用してるから」

「もうアンタに任せるしかないから」

などとありがたい言葉をいただくが、

「そんな簡単に信用するから騙されるんだよ!」とか

「そんなことするならインチキしちゃうよ!」

などと依頼人を叱り飛ばしたりしている。

 

まったく頭の高い探偵である。

どちらが客かよくワカラン。

なんでお客を叱っているのか?

さらに言えば

なんでこうも簡単に信用するのであろうか?

 

初対面、電話で数回話しただけ、雑談を交わしただけ、

そんな探偵に仕事を依頼するのに・・・・。

 

さらにさらに、

家の鍵を預けて見張りを頼む人や、

自分の通帳を見せてくる人、

あんな話しやこんな話しをしてくる人等々、

自分が信用されているのか?

それとも

試されているのか?

心配している小心者の探偵である。

 

やっぱりうちは変わっているのだろうか?