ネット上の質問サイトを鵜呑みにしてチャンスを逃す人が多い

「知りたい、何故そうなる? どうすればよい」

という基本理念を持った性格であるがゆえに

いろいろと調べたがる。

昔、損害保険代理店をしていた時も、保険金請求にあたって

支払い規定に合致するためにはどうすればよいか?

ということを担当部署にしつこく聞きいろいろ学習したものである。

 

そういう「裏」を知ると

表現や文字選びが請求にあたっては重要だということが判る。

 

 

法律や会社の規則、いろいろな規定は

「キッチリ」と書かれているが

必ず「漏れ」や「曖昧な表現」、

「他の解釈が可能」だったりする。

 

弾力的な運用には

「がんじがらめ」の規則では対応できないので

そうなっているのかもしれない。

 

例えば皆がよく聞いていくる「民法第770条」

夫婦の一方は次に掲げる場合に限り離婚の訴えを提起できる

という文章。

1から5まであるが、最後の「5」には

 

その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

 

とあるが、これなどは非常に曖昧な表現である。

こういう書き方が出てくると「ヘソ曲がり探偵」としては

いろいろ拡大解釈をしたくなる。

 

 

さて、

ネット上にはいろいろな質問サイトがあるが、

回答を見てみると

「それは違法なのでやってはダメ」

「調べることは違法行為」

「できるはずがない」

「逆に訴えられる」

「警察にバレる」

などといろいろ書かれている。

 

しかしその多くは、

「法律のこの条文に書いてある」とかだったりで

附則の部分や条文の中の「その他条項」を無視していたりする。

さらには刑事訴訟法について「何も」知らずに答えていたり、

警察の仕事について無知なるが故に

オカシなことがたくさん書かれていたりする。

 

最近では交通事故の加害者が

「逮捕されないのはオカシイ」と大合唱があったが

法律を知らないことはオソロシイものである。

こんなことを言う連中がサイトで回答しているのである。

 

 

さてさて本論に戻るが、

法律や規則というのは運用する側の考え次第、

やり方次第で「敵にも味方になる」にもなるので

よーく知っておく必要があるのである。

自分の味方になるか、敵になるかは

「大げさ」に言えば自分がその法律や関連条文を

「自家薬籠中の物」

にしているかどうかにかかってくる。

 

 

最近は仕事ばかりでなく、

普段の生活、恋愛、結婚までがコスパ重視で

簡単・便利・安価・早い、で済ます傾向が強い。

だからこそネットの質問サイトが盛況なのであろうが、

それだけに頼ったり信用していると痛い目に遭ったり、

チャンスをみすみす逃したりするのである。