調査でみつけた相手は「本当の本人」なのか?

時々SFものの映画を見るが1980年代あたりのを見ると

地球外生命体のエイリアンが人間の体を乗っ取るのが多くあった。

体を乗っ取り、それがどんどん増殖するのである。

当時はCGも余り使われなかったし、その方がけっこう恐かったりする。

 

さて、体を乗っ取るのはSFの世界だけであろうが、

書類上、その人の体を乗っ取るというものは現実にある。

それが

背乗り(はいのり)

というもの。

 

いろいろな事件で報道もされたので名称くらいは知っている

そんな人も多かろう。

 

 

「書類上乗っ取る」とは言っても、乗っ取られた人はどうなるんだ?

と思う人も当然たくさんいるであろう。

たいていの場合、乗っ取られた人はこの世から消えている。

本人がいたら困るので当然のことであろう。

 

「オレなんか乗っ取っても得にならんだろ」

と豪語する人もいるが、使い道はある。

 

こうやって人間を送り込んでいる国もある。

この世から消える本人も、日本以外の国で

病死したり事故死したりするのでその国が自由に操作できる。

 

さらに言えば、これをベースにして

「現地で結婚していました」、

「子供もいました」と裁判で認められれば

一気にたくさんの親族も作成でき便利至極であろう。

 

 

親類縁者が少ない、いないひと。

交友が極端に少ない人。

海外居住が長く、日本に生活基盤が無い人。

そんな人は、たとえ入れ替わってもバレる恐れも少ない。

 

探偵程度ではそんなトンデモナイ人物に遭遇したり、

関わることなどある訳ないが、

人物調査や行方調査をしていて

消息不明、住所不明、居所不明などというのが出ると

「やられたか」と心配してしまうのである。

 

氏名不詳の人物の調査をしてたとえ氏名が判明しても

「登録されている本人の写真」が無いので

本当の本人かどうかなど判らない。

書類上の記録だけではワカラン。

DNAとまでは言わんが、せめて

血液型程度は戸籍にあった方がいいのではなかろうか。