アスペルガーとカサンドラ

浮気する人の中で時々

「夫婦間のコミュニケーションがうまくいかない」とか

「夫(多くの場合)の行動や言動が理解できない」

といったことを吐露する依頼人がいる。

 

表現する時の言葉が違う、言い回しが違う、

表現の仕方が違う、物の見方が違うなどいろいろあったり、

没頭していることを中断されると異常なくらい怒る、

物事が計画通り、予定通り進めようとし家族に強いる。

 

そんな夫達の話しが出てくる。

 

高学歴であったり、役職上位者であったり、

学校での成績がトップだったりと、俗に言う成功者ばかり。

 

こういうダンナと一緒にいて

コミュニケーションが取れずにだんだんと疲弊したり、

「意思」の疎通ができずに苦労する奥さん連中も多い。

 

よく「共感性」が無いなどと言われるが、

こういった人たちは「文字」などの形にすると理解できるが、

言葉を聞いてのイメージ作りに問題が多い。

 

中には、文字にしても「言葉」の理解とか想像が欠如していて

まったく違う理解をする人もいるが・・・。

 

 

夫は自分と意思疎通ができない、

自分の世界に没頭する、

それを中断すると激怒する、

ということで悩む。

 

さらにそれを友達や両親に話しても

夫が外見的には問題ないし、他人に見せる行動が常識的なので

誰も理解してくれない。

 

ということで、家でも外でも

「誰も自分の思いを理解してくれない」

となってどんどん悩み、精神的ストレスを抱え込むことになる。

 

こういう結果を作り出す夫は得てして

結婚当初、交際している頃から傾向が見えていたりする。

 

ツラツラ考えてみると、これは

アスペルガー症候群、今でいう自閉症スペクトラムの夫と

その結果カサンドラ症候群に陥った妻、

という構図になるのであった。

 

 

こういう人は、家での顔と職場での顔が違うので

家でヒドイ夫であっても職場での評価が往々にして非常に良い。

簡単にいえば「できる人」であったりするから

なおさら奥さんの言い分は「戯言」程度にしか扱われない。

 

そういう人の浮気というのも不思議だが、

浮気している時は

「表情が豊か」で「物分かりの良い人」だったりして

調査をしていると「同じ人物」とは思えないのである。

 

探偵の現場、特に浮気調査の現場というのは

心理学や精神医学の臨床の場のようである。