家出人や失踪者捜しで思うこと

家出したり、失踪する人の中には

捜し出してもまた逃げる人もいる。

逃げたら次は、前回以上に捜すのに苦労するのである。

 

「家出したので捜してください」と依頼してくるが、

自分の意思で姿を消した人というのは、

うまく捜し出したとしても、

その後の処理がすごくタイヘンなのである。

 

「家に帰っておいで」と言われて

素直に「ハイ」という訳もない。

従わないないなら無理やり連れて帰る、

という訳にもいかんだろ。

 

結局は、見つかって対面したときに

相手を説得することができるかどうかである。

 

説得がうまくできなければ、また失踪する。

説得したけど、一時しのぎのウソだったらまた失踪する。

家に帰って、話しが違っていればまた失踪する。

悪い奴に騙され、洗脳されていたらまた失踪する。

 

皆は、見つかれば帰ってくるもの、

帰るしかないものと思っているが

見つかってからが苦労することを判っていないようだ。

「自分の意思」で消えた相手を

「如何に説得するか」という難題があることを知らない。

 

見つかって良かったね、でオシマイではないのである。

 

うちで扱った人は20代、40代、50代であったが

素直に帰ってオシマイ、とはいかなかった。

結局、また消えてしまったのである。