手術の立会いはタイヘンである

 

いろいろな依頼が来る中で、何度も紹介しているように

うちには

「草刈り」

とか

「不用品の処分」

という依頼は年に数件というより年に1~2件程度しかこない。

その代わり

「電話やスカイプで話し相手」

というものは月間で数十時間きている。

そういう中でこの一年の間に増えつつあるのが

「手術の立会い」

なのである。

家族がいない、親戚が近くにいない、友達も来てくれない

という人が着実に増えているようである。

中には予約というか、

「その時は頼む」

という人もいるし、さらには

「その時のために前払いしておきたい」

という人もいるのである。

前払いされても困るので、それは断っているが

手術時の立会いとはかようにタイヘンなものである。

私が家族の手術で経験したが時は

PHSを渡されて

「病院の敷地から出ないように」

とか

「待合室にいるように」

などといろいろ指示されたのは覚えている。

今のところ依頼人は毎度の如く女性ばかり

しかも手術の内容は決まって

乳がん

なのであった。

病室から準備室へ行く時から戻るまでの5時間余りを

ひたすら待つのであった。

緊急事態になった人はいないが待つ時はドキドキするのである。

その理由は

本人から

「万が一の時は」

ということで、

緊急連絡先やら何やらいろいろ書いた書類を渡されるので

「この書類の内容を実行することが

ありませんように」

と祈るばかりなのである。

で、依頼人の年齢はというと

40~60代なのである。

核家族、孤立化、家系断絶の縮図である。

 

 

 

手術の立会いというか付添い

 

今年に入って

「手術の立会い」をして欲しい

という依頼や相談が増えてきている。

一番最初に受けたのは去年で

最初、立会いってなに? という状態であった。

で、不思議なことにこんな依頼をしてくるのは

またもや、すべて女性で

さらに、どれも「乳ガン」の手術である。

場所も、都内区部、都内多摩地域とすべて都内である。

手術のために病室を出る時から

終わって麻酔から覚めるまでずーっと待っているだけである。

しかも、何かあった時にはスグに連絡が取れるようにと、

病院の敷地内にいなければならないし、

病院によってはPHSを渡されるところもあれば

待機室のような場所にずっといるように、と言われる所もある。

この人の身内はどうしているのだろう?

誰か立ち会ってくれる身近な人はいなかったのだろうか?

などと思うこともあるが、そんな邪念は打ち消して

ひたすら手術が終わるのを待つのである。

頼める人がいないから便利屋に頼んできたわけだし、

いない、ということは独身であり

そういったことを頼めるほど深い関係の相手がいない、

ということなのだろう。

将来の再発を考えて、「その時は頼む」という

予約をしている人もいるのである。