YouTubeに傾倒しすぎて文字を書くことがどんどん疎かになってしまい、気が付けば最後に更新してから半年近くが過ぎてしまった。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉に従い「一兎」だけを追っていたと言えば弁解であろう。
この半年の間でも、自己愛がきょうれる過ぎる夫から逃れる何人もの奥さんの手助けをしていたが、自己愛性パーソナリティ障害とは思えないようなヒドイ夫というものも見たり聞いたりしてきた。
自己愛であれば、自分への注目や賛美、支配下に入る等であるが、相手となる奥さんを徹底して潰す壊すがメインのようなダンナが随分と出没してきた。
指示を出す、それをすれば「そんなことは言っていない、何を聞いているんだ」と罵倒したり
掃除をしろと指示を出し、「なんでそれをしている晩飯を早くしろ」と二重命令いわゆるダブルバインドで縛ったり
オマエはそんなことも分からないのか、オマエはバカか、といった罵詈雑言の連続だったり
何かしていると何も言わずに近くを通って、間違いやミスが無いか指摘するようなことが無いかチェックしたり
こんなことをしているオヤジがどんどん湧いてきた。
こういったことはDVに該当するし、その中の項目「精神的虐待」つまりはモラルハラスメントに相当する行為なのである。
がしかし、それを奥さん自身が知らないから「怒られる自分が悪い、注意される自分の落ち度」と考えて毎日ビクビクした生活を繰り返し、それを何年も何十年も続け、ホンモノの奴隷になってしまっている。
奴隷になったら次はもっと面白い遊びを考え出すのが「冷酷な自己愛者」であるので、今度は奥さんが潰れていくように訳の分からない命令を出し続け、怯えた日々を続くように仕向けて行く。
こうなると哀れな奥さんは本当の病院送りになってしまう。
早く気付けば回復可能であろうが、その酷さに気付かずダンナの言うがままに生きていくことでつには精神崩壊、精神が破壊されてしまうのである。
なにしろ「何をDVというのか」「どれがDVか」「モラハラの問題点」ということを全く知らない人のだから、そういう人がたくさんいるのも理解できる。
酷くなって自殺する人もたくさんいると思うのだが、実態は誰にも知られないということが恐ろしいものである。