自己愛が強くて、頻繁に浮気するか長い不倫相手がいて、ギャンブル好きで暴力を振るう夫というのがいる

夫がこれだったら最悪だ、と思うだろうがこのレベルのオッサンの調査依頼はよくある。

異常な精神、異常な性欲に加えてギャンブルと暴力の四拍子揃った「非の打ち所しか無い」ようなアホというのは浮気調査でよく登場してくる。ギャンブルと暴力が欠けているケースもあるが暴力というのはDVで「経済的、精神的、性的」といった大きな分類のどれかに属する輩は少なからずいる。さらに加えれば「無視」というのもいる。

しかしこういうのに限って外面が良く、仕事もバリバリできて社内での評判が良かったりするので実態をなかなか理解してもらえない。

それなら仕事できない、魅力ない、口下手、冴えない外見だったら浮気もしないのか?というとそうでもない。ネットゲームなどで知り合った相手にゾッコンとなり会ったら「まったく冴えないオッサン」だったが「優しさ」に引き込まれて交際が始まることも多々ある。

交際して半年一年が過ぎたら「支配欲」が前面に出てきた、なんていうのもいる。獲物を捕まえる時は皆「いい顔」して寄ってくるのである。

家にいる時の顔と外での顔が同じなんてことはまずない。浮気を疑って調査を始めたら別宅に女性を住まわせていたのもいれば、家出したような女性を別宅に住まわせて「玩具」としていたのもいた。どちらも70近い高給取りのオッサンであった。

「だったらうちは貧乏だから大丈夫」と思ったあなた、それも間違えている。同時進行する不倫相手数人から金を借りまくって回しているオッサンもいた。「金持ちの女性」を引っ掛ける天才的な能力をもっているのは間違いなかろう。

こうなると浮気なのか詐欺なのか区別がつかないケースとなって、調査を進めていく中で「何なんだ」と思うようなこともある。

 

浮気も不倫も最初の頃は「自分の金」「自分のこずかい」でできる範囲であったろうが、時間の経過と共にそれでは足りず「家の金や生活費」をつぎ込んでいくことになる。それはすべて「相手を繋ぎ留めたい」気持ちの表れでありもはや理性のブレーキが効かなくなった証拠であろう。

不肖の探偵がよく言っているように「初犯だったら厳重注意で済むが多重犯は矯正不可」というのはこういうことがあるからだ。生活費をつぎ込むだけでなく万一相手から賠償請求されたらさらなる出費が待っている。賠償請求は初犯でも同じだが「何人も」相手がいたら只では済まなかろう。相手をよく見極めることだ。

 

離れられない二人