妻から虐待を受け、外に愛人を作って逃避する夫たち

不倫していながら、あちこちに手を出す男というのがいよくいて、そういった男の不倫相手の女性から浮気調査を受けることが多い。そういった男たちの家庭で置かれた状況というのも、その女性たちから聞こえてくる。

家庭内に問題があって外で遊ぶ男というのは多かろうが、なんだか似たような環境の連中がぞろぞろ出てきて驚くこともある。

そういった問題の発端は何か?などと考えていては話しが進まないのでここでは省く。

どんな環境かというと、

大部分が家庭内で奥さんに「怒鳴られる」ている。さらに「●●を買って来い!」などと激しい命令調のものが多い。そういう環境だからだとは思うが同居する子供たちからも「~しろ!」とか「~をやっておけ!」などと命令が来る。

メールで来るのもあれば電話で来るのもあったりで、不倫相手が横でその「声」を聞いていたり(怒鳴り声なのでよく聞こえたりする)、送られてきたメールを見たりで「虐げられて」いるのが想像できてしまう。

命令が来るのはまだ良いのかもしれない。存在自体を忘れられ誰からも声を掛けてもらえず「無視」されている男もいる。

 

相手の家を覗いてみれば、ゴミ屋敷のようになっていたり、窓越しに見える室内には洗濯物が無造作に山積みになっていたりする。

不肖の探偵は、夫婦で買い物に出かけた相手を尾行していて、奥さんにエライ剣幕で怒られているオッサンも見た。奥さんにカードを渡そうとしたら、むしり取るように持って行った奥さんもいた。

で、見てきた男性は、上場会社の常務だったり専務だったり部長クラスであったり、中規模会社の社長だったり、「士業・師業」であったり、上級職の国家公務員であったりして、職場ではそれなりの権力や地位を持って部下を「厳しく」指導しているであろう立場であった。

中には奥さんも「それなりの地位」を持っていたりして、不肖はこういった人たちの部下になる機会もなく無事に済んでヨカッタ、と思う始末であった。

社宅や官舎で「大声」で騒いで問題になったり、挙句の果てには暴行事件で警察沙汰になったりするのがいるのも判る。こんな家庭環境では「外に逃げたくなる」のもよく理解できる。

不倫相手の所に逃げられるなら「サッサと別れればいいだろう」と思うのだが、どうもトンデモナイ弱みを握られていたり、共同経営のために共有の借財があったりしてカンタンに別れられないようである。中には美男美女でどちらも秀才でかなりの役職者で、周囲から羨望の眼差しで見られているが実態は「仮面夫婦」で牢獄の方が「マシじゃないか」と思えるような家というのもあったりする。

いったい何があってこうなったのか?は知らないが、どう見ても「奥さんは異常」であって、ゼッタイに医者に診てもらうべきだろう。元々こういう傾向の人であったかもしれないが、「逃げるチャンス」を失うと男でも女でも悲惨な人生を辿ることになってしまう。

と、ここまで書いてきて、奥さんに金をすべて持ち逃げされた男性が過去に数人いたのを思い出した。また、家出して数日の間にクレジットカードを使いまくって借金しトンズラした奥さんもいた。車を買って逃げたのもいた。

「理想の夫婦」状態であれば、彼等が実際に起きていることをどんなに周囲に話しても理解してもらえないだろう。職場と家庭での極端な状況からも精神的疲弊は激しいだろうし、誰にも信じてもらえないというのであればカサンドラ症候群になってしまうだろうな。

ブランコ