調査依頼時に事実を隠すな、情報を出し惜しみするな、それだけで調査は失敗するゾ!

探偵が調査をする時に必要なものは「情報」であることは書いた。この情報が無ければ「勘」で動くようなもので失敗は目に見ている。

しかし、依頼人の中には探偵なら「カンタンに判るはず」という思い込みを持った人もいる。

いろいろ聞いても「判らない」「それは調べてくれ」「そんなことは判るでしょ」「言いたくない」と言われては調査失敗はおろか、調査を受けること自体が難しい。

また、調査を始めてから「実は●●があります」とか「あれは違っていて本当は●●です」などと言ってくる人もいる。面談の時に真実を言わなかったりすると調査の行き着く先もあさっての方角になってしまう。

「こんなことを言うのは恥ずかしい」という気持ちもあるだろうが、探偵なんぞ「そんな話は何百回も聞いている」からなんとも思わん。エロ写真を見せられても「幾度となく見せられている」ので屁とも思わん。

こっちが欲しいのはエロ写真でもエロ話しでもない、「情報」が欲しいのである。ただしそんな話や写真の中に「大きなヒント」があったりするからこれらも重要な情報になる。その情報が重要かそうでないかの判断をするのは調査する側の探偵である。それを勘違いされては困る。

 

よく書いていることだが、「調査の丸投げ」では目的達成は難しい。何も判らない中で調べを進めていくにはそれなりの費用がかかる。それを抑えるためには事前情報が必要であり、調査をスムーズに進めるためにも情報が必要となる。その情報を教えてくれるのが依頼人となる。

一緒に暮らしていれば日頃の行動や言動、行動パターンはよく知っているだろう。探偵は一緒に暮らしていないのでそんなことは知る由もない。だからこそ依頼人がちゃんと協力して情報を流してくれないと判らないことがたくさんあるのだ。

浮気調査でもなんでも、調査の依頼人というのは「内通者」であり「スパイ」なのである。この点をよく理解していないと調査の成功はまず無理といえるだろう。

深夜の電話ボックス