「恥」と思い誰にも言わない人、「味方」を作るために周囲に知らせる人

DVとかモラハラとか夫婦喧嘩は、日本だと「密かに」行われて周囲の人が知らないうちに激化したりすることが多い。

昔、数人の知り合いから聞いた話によると、中国とかベトナムあたりではこういったことは「周囲に聞こえる」ように騒いでいたそうだ。

しかも、女性(奥さん)がどんな酷いことをされているのか、誰が悪いのか、何をしたからケンカになったのか、そういったことを大声で相手の男を詰る。そうすると周囲の人は「あの男はそんなに酷いヤツなのか」と認識し、女性の味方になってしまう。ケンカに加担はしなくても「頭の中」では「酷い男」となり心理的な味方になってくれるのである。

今はどうか知らないが、たぶんこういう歴史をず~っと持ってきているのだからそんなには変わらないと思う。それと同時に「戦い方」についてこれほど巧みに自分の味方を作る戦法を持っている、ということも改めて覚えておくべきだろう。

日本だと「一対一の勝負」という方法を選ぶが、彼らは「一対一」では力の差が大きい時、味方を「作り」総合力で相手を倒そうとするようだ。「恥」を第一に考えて「誰にも言わない」のが日本人。総合力で対抗するために味方を作り相手を倒すために「周囲に知らせる」のが中国系。白人も意外とそうかもしれない。

さらに「恥ずかしい」ということよりも自分の「安全」とか「利益」を第一に考えている。安全や利益は恥を超越しているわけだ。利益とは金銭的なものだけではない。

日本人もこういったところは見習った方がよかろう。

何も「大声でケンカしろ」と言っているのではない。自分が置かれた状況が「不条理」であるなら声にだして知らせろ、ということだ。夫婦間の問題であれば自分の両親や義理の親、親族、友達に周知させておいた方がゆくゆくは有利になる。黙っていれば相手が自分にとって不都合な宣伝を繰り返し自分が不利になっていくだけだ。

多くの日本人の場合、彼等とは逆で「恥は安全や利益を超越する」という考えだから、命の危険や今後の生活の危険が付いて回る。

探偵の相談などでも時々「恥を忍んで話しますけど」という言い方をする人がいる。本人が「恥」と思っているのならしょうがないが、安全や将来の危険と比べたら大した問題ではない。

何事も「命あっての物種」である。

 

安全第一