結婚相手選定の失敗と逃げ遅れ

何人かの依頼人が似たような傾向にあったので書いてみる。

結婚が決まり結婚式の数日前に、ダンナが勝手に入籍届けを出してしまった人がいた。咎めると「どうせ結婚するんだからいいだろう」という答え。ここでもう感覚の違いが露呈した。

さらに、結婚式当日に披露宴でバカバカ酒を飲みまくり泥酔してホテルの部屋に戻ったダンナもいる。次の日から新婚旅行であったがダンナは酷い二日酔い状態での旅初日で「気分は最悪」だったそうな。さらに旅先でも酒を飲み続けもはや手の付けられない状態だった。旅行から戻ってきて両親にその状況を説明したところ「ガマンしなさい、男はそんなものだから」という答えというか説教を食らい今後の生活に暗雲が立ち込める。

酒にまつわる騒ぎは多く、泥酔する、ケンカする、遠い駅まで行ってしまうなど「只の酔っぱらい」以上の行動を結婚当初からしていて、やがてはついに「アルコール中毒」になってしまい、幻覚をみるようになった人もいる。

「性格の問題」と思い込み、モラハラやDVをするダンナと生活を続ける人もいる。これらが離婚の正当な理由になることを知らず、両親も何も助言することなく過ごし10年、20年と経って初めて「自分が何も知らなかった」ことに気付く人もいる。年齢でいえば40歳、50歳である。

インフルエンザで高熱を出して唸っているのに「オレの晩飯はどうした?」と騒ぎ、病人に買い物に行かせたりしているダンナもいる、実際に未だにそういうのがいる。こうなると時代劇に出てくる女郎屋の因業オヤジかタコ部屋の主人のようにさえ思えてくる。

「こんなヤツだとは思わなかった」という人もいるが、多くの場合「自分に男を見る目がなかった」といって悩む人がいる。そういう悩みを何十年も抱えながら暮らし、50代近辺で「自我に目覚め」て離婚を決意する人というのがダンゼン多いかもしれない。

こんな状態に浮気が重なったら悩みよりも「怒り」で爆発するのではなかろうか。

早いうちに「見切り」を着けて別れるべきだろうが、世間体や親の忠告などに縛られたり、子供がいれば今後の暮らしも心配になる。だが、そんなどうにもならないダンナと一緒に暮らす子供はたまったものじゃない。離婚できなければ別居でもいいから「生活を分離」した方が良かろう。

 

「男はこんなもの」と思って、親の忠告を聞いて、子供がいるから、といった理由で「逃げ遅れる」女性はたくさんいる。いるし、未だに決心がつかず責め立てられながら暮らしている人もいる。命あっての物種だし、自分自身が「怒り」を制御できなくなって事件を起こす可能性だってある。

株式の売買には「見切り千両、損切り万両」という格言がある。

含み損を抱えた株を損失の小さいうちに処分するのは「千両の価値」。損失を拡大させないために、ある程度の損を覚悟して処分するのは「万両の価値」ということ。

結婚する前にはダンナになるであろう男性の「値踏み」をするかもしれないが、結婚してからも定期的にダンナの値踏みをして「損失」が大きければ損切りした方がいいかもしれんな。

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