浮気調査や離婚に至るまでの段取りを考えているか?

何事も「行き当たりバッタリ」ではいかん、ちゃんと計画を立てて準備をしていないとすべてがパーになってしまう。

離婚を考えて浮気調査を依頼してくる人の中には時として「無計画」な人もいる。

不肖にとって気になるのは「弁護士を利用するのかしないのか」。

弁護士にもそれぞれ「攻め方」があるので彼等が必要とするものを集めなければいけないからである。

よく書いているように、「ラブホの出入り写真は3回分欲しい」とか「うちは5回分がいい」などと、それぞれ要求内容が違っている。●回分といってもそれは「同じ相手だけで」なのか「毎回違う相手」だったらどうしたらいいのか、と言う点もハッキリしておきたいものである。担当する弁護士が「何を」欲しているのか、探偵に「どんな証拠を採れ」といっているのか知らせてもらいたい。

また、ラブホに行かないのであれば「どんな証拠」だったらOKなのかもハッキリさせておきたい。相手の家に入り込む映像か、手を繋いでいるだけでいいのか、二人だけで食事しているものか、二人で旅行に行っているものか、こういったものでも使えるのかと言う点も大事だ。

弁護士を利用しないのであれば「どんな戦法」「戦い方」で相手をやり込めるつもりなのかも考えておかないといけない。ラブホ出入りの写真で「ひれ伏す」ダンナなのか、それだけで「降参」するダンナなのか、そこを突けば「離婚に納得」するダンナなのか、よく考えておかないといけない。

降参する、と思っていたら逆上して反撃され離婚理由が「不貞」ではなく「暴行傷害」となってしまってはトンデモナイ結末であろう。

「証拠さえあればいい」と思っている人もまだまだたくさんいるようだが、法律の場に持ち込むには「それ相当の理由」が必要である。それを担当する弁護士だってそれ相当の証拠を並べて攻め立てたいに決まっている。法律の場、といっても裁判で法廷に立つわけではない。弁護士が入るということ自体が法律を駆使して相手と戦うことになる。

依頼する側が勝手に「これで十分な証拠だ」と思っていても、法的には「まだまだ甘い」ということもある。録音音声やメールなども補助的な材料にはなるが決定打とはいえそうにない。やはり映像、写真といった「画像」が動かぬ証拠ということになる。

ラブホの出待ちや不倫旅行の現場で待ち伏せ、といった「直接対決」という手段もあろうが選択する人はあまりいない。結局は相互の話し合い、つまり協議離婚か弁護士が入っての法的な離婚となるのがオチであろう。

話しが脱線したが、浮気問題で離婚を考えた時には「計画」をちゃんと練って、少なくとも「自分でやるか」「弁護士に頼むか」くらいは決めておいた方がよい。

また、「ここまで集めたから、あとはお願いね」と弁護士に丸投げするのではなく、ちゃんと弁護士に相談して必要なものを確定させて探偵に調査を依頼する、調査を指示するのがベストだと思う。

もし一人でやり遂げるのであれば、ダンナの性格などから推定して「どうやれば降参するか」「慰謝料をちゃんと払うか」を考えたプラン作りが必要だ。

行動するのは良いが、無計画に行動してはいけない。物事には段取りというものがある、ということを忘れないように。

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