家に監視カメラ付けるなら「自分で監視」して欲しい

アホは連中のハナシばかりだったので、別な角度からのハナシ。

浮気夫監視のために家に「監視カメラ」を付けたいという奥さんがたまにいる。奥さん以外にも同棲中の恋人が怪しいから付けたいという女性もいたりする。

なるほど、そういう人も世の中いるのは判る。しかし、「カメラを付けて監視したり、記録した映像をチェックして欲しい」となるとちょっと待ってくれ。

百歩譲って「相手が一人でいる時」ならいい、しかし「あんたら二人でいる時」までなんで探偵が見なきゃならんのだ。たとえ一人でいる時だけとしても「今から一人になります」という連絡が来なけりゃ判らない。「何分から何分までが一人です」と言われなきゃビデオチェックもできやしない。

さらに、カメラで監視となればカメラを作動させる権利、つまり「ID・パスワード」はこちらが握るわけで、やろうと思えば「いつでも勝手に」見ることができてしまう。まるっきり「覗きのオッサン」になってしまうのである。

後になって「アンタ覗いたでしょ!」などと言われたら嫌だし、エライ事件になってしまう。

オッサンを1人にして「家に女を引きずり込む」姿や、電話での会話を採りたいのは判る。でもそれをやるなら「自分でやって欲しい」ものである。

「探偵は調べるのが仕事でしょ!」と言う人もいるが、ちょっとそれは違うんでないかい?部屋に合うカメラを探して設置して設定まではするけれど「見る」のはアンタだけしかできないよ。

ダンナの持っているデータから「こんな画像が出てきました」とか、恋人のスマホから「こんな自撮りのビデオ映像が出てきました」というのも何件かあった。依頼人の家で二人だけで見ていたら自撮りの「エロビデオ」が出てきたこともあった。そういった映像から「何人の女が相手か」と依頼人と調べることもしてきた。「あっ、こっちの女、右のオッパイの下にほくろがあってあいつ同じですよ」などと調べまくるのは勘弁してほしいものである。

家に設置した監視カメラで監視するというのはそれに近い「困難」「苦痛」が伴う。

個人宅に設置したカメラで「監視して欲しい」というのであれば、部屋ではなく出入りが判る「玄関付近」に設置したものに限定して欲しいものである。

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