サイコパスかソシオパスか

モラハラやDVというある種の暴力をする人の多くは自身の感情のコントロールがうまくできない傾向にあります。
一時的な感情の爆発の結果「すぐにキレる」といったケースもあります。
しかし、これとは別に「相手を甚振る(いたぶる)」ことに快感を持ったり、その結果相手が混乱したり精神的に疲弊していくことに快楽を持つ人も現実にいます。
共感を持たない、愛情がないといったDVやモラハラ特有の状態以外に「倫理観がない」、「法を守る意思がない」という非常に困った人たちがいます。
一般にサイコパスとかソシオパスと言われますが、どちらも反社会性パーソナリティー障害という分類にまとめられます。
彼等の善悪の判断は「倫理や法律」ではなく自分の中だけにある考えが基準であって、それは社会的通念からは程遠いものが大半です。
こういう人と交際するとやがて精神的、肉体的に支配され相手の思うがままに動くようになります。
また、彼等は会話が非常にうまく、人から好感を持たれる等、他人を惹きつける大きな魅力と話術、強く同意を求める点があります。
結婚詐欺、婚活詐欺、その他詐欺師たちに特有の能力を持っています。
これらの病名は精神科での診断が必要なものであって、シロウト判断はよくないことですが、こういう人たちが自分から進んで医者の診断を受けることはありません。
また、家族が連れて行くことも困難であり、さらには診断する医者自身が騙されるケースもあります。
警察も弁護士も医者をも騙す能力がある困った人たちがサイコパス、ソシオパスといえます。
浮気をしてそれがバレた時、彼等は
- 泣いて詫びを入れます
- 土下座して謝罪します
- 自分の論理で延々と弁解します
- 開き直ります
- 問い詰める相手を非難します
彼らにとっては「その場」を切り抜ければいいだけの話しです。
彼らは「役者」です。
その場を切り抜けた後、また獲物を狩りに出没します
「他人の生活を覗き見したい」という欲求が高じて盗聴や覗きをする人もいますが、サイコパスやソシオパスの彼等は「しなければならない」という欲求以上の何かを持っています。
こういった人たちが出会い系、婚活、友達作り等の場を使い相手を探しています。
また、監禁や誘拐事件などで「相手を自分専用に調教したかった」と言っている犯人も同様です。
彼等の言い分は
- 私が支配しなければならない
- 私が調教しなければならない
- 私が常に監視しなければならない
- 私の奴隷である
- 私に奉仕するために生まれてきた
- 私の金蔓だ
- 壊れたら捨て新しいのを捜す
彼等には精神障害の人とは別格の違いがあります。
危険度もはるかに高く、自分が知らないうちに相手に支配されていきます。
